クラソにお越しいただきましてありがとうございます。
今回のテーマは「床だけじゃない!天井だってリフォームできる」です。
この前、自宅で発見した天井のシミ・・・。
今まで気が付かなかったのですが、ふと見上げて目についてしまったのです( ゚Д゚)
そのままほかの天井も見てみたのですが、意外と汚れてしまっていたので、びっくりでしました。
ということで、今回は天井のリフォームをご紹介です。
天井リノベーションでこんなに変わる!
天井は室内に足を踏み入れるとすぐ視界に入り、また面積が大きい分、お部屋の印象を左右しやすいポイントです。さらに、調湿や防アレルギーとったお部屋の性能にも大きな影響があります。
天井リノベーションで変わるお部屋の印象
- デザインを変えることで、お部屋全体のイメージチェンジになる
- 素材を変えることで、機能性をプラス
- 高さを変えることで、お部屋が広く感じる
比較的かんたんな方法では、天井のクロスを違う色柄にするだけでも、お部屋のイメージはずいぶん変わります。
また、「うちはマンションだから、天井の高さは変えられない」と思われている方は少なくないようです。しかし、天井裏にスペースがあれば、高さを上げ下げすることは難しくありません。
もちろん、戸建ての場合は(耐久性に問題がなければ)天井そのものを取り払い、吹き抜けにすることも可能です。デザインの考え方
家の間取りはそのままでも、天井の色が変わるとお部屋が広く見えるということはご存知ですか?
白っぽい色、淡い色は膨張色といわれます。また、お部屋の天井には通常、照明を設置しますね。白い色はその明かりが反射しやすいので、光の効果で天井がより広く、高く感じられるのです。また、規則的に並んだ細かい模様も、目の錯覚効果で実際以上に天井が広く見えます。
重厚感を演出するなら、白よりも黒やグレー系統のカラー。
開放感よりも落ち着きを重視したいお部屋、たとえば寝室には、夜をイメージさせる深い色がオススメです。なお、天井に使うクロスや塗料を選ぶ際はサンプルを見て決める場合がほとんどですが、このとき自分のイメージよりもワントーン暗めの色を選ぶことがポイントです。天井は照明を設置するため、実際よりも色が明るく見えるためです。とくに白いクロスは、インテリアとのコントラストでより白く浮き上がって見える場合があります。
実際に施工するカラーは、メーカーやリノベーション業者とよく相談して、「貼ったときにイメージ通りになるもの」を選びましょう。費用と後期のめやす
天井リノベーションでお部屋をもっとステキに・過ごしやすく変身させるさまざまなアイデアを見てきたところで、ここからは実際にリフォームやリノベーション工事をするための費用や段取りについて確認していきましょう。
リノベーション費用のめやす
天井のリフォームやリノベーションと一口にいっても、新しいクロスを貼る、塗装するといった工事と、天井を解体して高さを変える工事では、価格も大きく変わってきます。
ベーシックなグレードのクロスを使った場合で、12畳の部屋の天井一面を張り替えたとすると、材料費と施工費でおよそ6万円~。内装材のグレードが上がれば、比例して価格も変わります。
なお、面積にもよりますが、クロス仕上げに比べ、塗料のほうが高額になりやすいです。ただし、天井の張り替えと同時に壁紙や、床のフローリング施工も実施する場合が多いでしょう。
また天井高を変える場合、既存の天井の構造や、躯体のコンディションによっても価格は変わります。
雨漏りが見つかるなどした場合は、補修費用も別途必要です。このように、リフォームやリノベーションの価格はもとの状態や素材のグレードなど、不確定な要素が多いので、正確な費用については見積もりをとるのがやはり確かです。
その際、「天井高を上げたい」「珪藻土を塗装したい」というように、やりたいことは明確に伝えることが大切です。行き違いがあっては大変ですし、現地調査で「こちらの天井は直天井ですね。これでは天井高は上げられません」というように、できること・できないことがあらかじめ分かります。
床だけじゃない!天井だってリフォームできる まとめ
壁紙の張替えによるリフォームは、価格も安くかつ短期間で行うことができます。
手軽に部屋の雰囲気や印象を変えることができるので、お部屋の壁紙をリフォームする際には一緒に天井もすることをお勧めします。
気になるようなら一部だけにアクセントとして使ったり、寝室や趣味の部屋などの個室に取り入れてもおもしろいかもしれませんね。