クラソにお越しいただきましてありがとうございます。
今回のテーマは「古民家を自分好みにリフォームできたら」です。
先日、ふらりと立ち寄ったカフェが古民家をリノベーションしたカフェでした。
古民家ってどこか懐かしくて、ホッとする空間ですよね。
昔の人の暮らしは今より不便だったはずなのに、その空間がなぜか心地いいなんて不思議です。
古民家をリノベーションする予定はありませんが、ちょっと面白そうだったので調べてみました。
まずは費用面ですが・・・
古民家をリノベーションする際にかかる費用相場は?
古民家をリノベーションした際の費用は次の通りになります。
古民家のリノベーションは、柱だけを残して一から作り直すスケルトンリフォームと呼ばれる工法を取り入れており、また築年数が浅い自宅に比べて耐震補強や断熱対策を重点的に施工しなければならないためどうしても費用が多くかかってしまいます。
出典:https://www.reform-guide.jp/topics/kominka-renovation-hiyou/
なんか思ったよりも高いような・・・💦
もしかしたら、新築の家を建てるのとあまり変わらないか、建物の状況によってはそれ以上にになるかもしれませんね(^^;
現実逃避をして、次は施工例を見てみましょう!
既存建具を上手に再利用
1階は、和室だった2部屋をつなげた居間を中心に、キッチンとも一体的に利用できる間取りにリノベーション。2階は、間取りの変更を行わずそのまま活かしています。
古民家は「夏を旨とすべし」という考えから寒いため、天井は構面補強と断熱材を付加しています。
古民家の問題点は費用が高くなることですが、必要な設備などは刷新し、家中の建具を必要に応じて配置換えし、再利用するなどしてコストを抑えています。
山本嘉寛
古材の丸太を現し仕上げに
天井を取り払うと現れた古材の丸太をそのまま見せて、伸びやかなLDKにリノベーションした事例です。
住まいの中心に設置した大きなテーブルは掘りごたつ式。キッチン側とひと続きになっており、作業台として使用することもできます。
森村厚建築設計事務所
伝統工法ならではの小屋組の美しさ
古民家リノベーションで見所になるのが、立派な柱や梁の構造です。特に大屋根を支える小屋組は、見所の一つと言えるでしょう。
こちらの築約100年の古民家は、垂木と力強い小屋組が見所だったため、天井を取り払ってその美しさを見せています。
松井俊一
二層分吹き抜けたダイナミックな空間
暗い印象の古民家でしたが、二層分を吹き抜けにすることで、明るく風通しのよい空間へと生まれ変わりました。
古民家は在来工法に比べ、よく乾燥させた丈夫な柱や梁を用いており、この先数十年安心して暮らせる耐久性があります。
平川 徹
築100年の家で百寿の祝い
翌年に、お祖父様の百寿の祝いを控え、長年住み続けた自宅の再生を計画したリノベーション。
キッチンにいながらお祖父様の部屋の様子が分かるような動線プラン。床はアカシア、壁は珪藻土を使用。隙間風対策として断熱材をしっかり入れてたことで、冬でも暖かく過ごせるようになりました。
やっぱり見てるだけでも素敵ですよね~☺
古民家を手に入る予定はないですが、もしそんなチャンスがあればリノベーションしてみたいです!
古民家を自分好みにリフォームできたら まとめ
長い年月を経た空間だからこそ、生まれる心地よさが古民家にはあるのかもしれません。
実際問題、古民家に住みたいと思っても、古民家を移築したり、古民家のある場所へ引っ越したりすることはなかなか難しいですよね。
最近では「古民家風」に自宅をリノベーションされる方もいるようです。
「古民家風」なら、マンションでも従来の戸建てでも行うことが可能ですね!