クラソにお越しいただきましてありがとうございます。
今回のテーマは「掃除が楽になるリフォーム」です。
せっかくリフォームするのなら、リフォームした後も家をキレイに保ちたいと考えるのは当たり前のこと!
キレイを保つためには、日々の掃除が重要ですよね☺
でも、掃除は苦手(私を含む)・・・という方もいらっしゃるはず。
それならば、リフォーム時に掃除がしやすい設備や素材を選んでおけば、掃除にかかる手間を省くことができるのではないでしょうか。
ここでは、そんなアイディアをご紹介します✨
■掃除を楽にするため設備やロボットの力を借りる
最近では、自動洗浄のお風呂やトイレも発売されています。みなさんご存じ、あのロボットもいます。もちろんすべてお任せという訳にはいきませんが、家事が楽になる設備がどんどん開発されてきています。
▼洗エールレンジフード(クリナップ)
ボタン1つ、10分でフィルターとファンをまるごと自動洗浄してくれるレンジフードです。
【手順】
1.給湯トレイにお湯(40~45℃)を入れて本体にセット
2.洗浄ボタンを押すと集めた油汚れを自動洗浄(約10分)
3.排水トレイの水を捨てる
▼流レールシンク(クリナップ)
周りにレール設けて傾斜をつけることで、洗っている間にゴミが排水溝に流れていきます。油が浮きやすい材質で、キレイが継続します。
▼水ほうき水栓(TOTO)
シャワーヘッドを引き出して、ほうきのようにサッと水で流せばあっと言う間にキレイに流れていきます。水も空気を含ませたエアインシャワーで、ボリュームのある水粒で少ない水でしっかり洗え、節水効果もあります。
▼お掃除浴槽(ノーリツ)
フタを閉めてスイッチを押すと、自動で浴槽を洗ってくれます。
【手順】
1.あらかじめ洗剤を投入口へ
2.洗浄スイッチを押す
3.自動で浴槽の栓が開き排水
4.お湯で予備洗浄
5.洗剤を噴射
6.お湯で汚れをすすぐ
7.洗浄完了
▼アラウーノトイレ(パナソニック)
汚れをはじく素材や隙間レス、フチなし設計等で掃除がしやすい工夫がされています。
市販の台所洗剤を入れておくことで、流すたび少量の水がスパイラルした泡が自動で洗浄してくれます。
▼お掃除ロボット
みなさんご存じのお掃除ロボットです。
勝手に掃除してくれる。かわいい。などメリットはたくさんあります。ただし床に障害物が無い状態の時、活躍するロボットなのであらかじめ片付けておく必要があります。
■掃除が楽になる最大のコツは凹凸が少ないこと
以前、出隅・入隅(でずみ・いりずみ)をなくして、掃除を楽にしたいというお客さんの要望があり試行錯誤した事があります。確かに部屋の凸凹をなくす事で掃除機のヘッドや掃除ロボットが入りやすくなり、掃除が楽になります。
▼キッチン素材もフラットなモノが掃除しやすい
キッチンは、ワークトップの凹凸や溝が少ないものを選び、素材はフラットで汚れが落ちやすいものを。コンロもフラットなものを選ぶとサッと拭く事ができます。
油が飛びやすい場所は、キッチンパネルを貼ると掃除が楽になります。材質やデザインを選ぶ
だけで掃除の負担を随分と減らせます。▼トイレも四角く凹凸が無いと掃除しやすい
来客の際キレイにしておきたいトイレも 四角く収納に扉を付け、凹凸を出来るだけ少なくすると掃除しやすくなります。
便器自体も、数十年前のものと比べると、凹凸がなくなり、掃除が楽になるよう工夫されています。
昭和51年頃のトイレ&totoネオレスト
出典:http://nishiichi-koumuten.co.jp/50.60point/50_housework.html
どれもあるとうれしい機能ですが、換気扇が一番欲しい!
年末の大掃除で、毎年レンジフードと格闘するのはもう嫌だ~。
早く我が家にも導入してほしいです!
掃除が楽になるリフォーム まとめ
最新の設備は汚れに強く、掃除もしやすいです。
用意できる予算や家事の中で何が負担になっているかを家族で話し合って、リフォーム時に取り入れてみてはいかがですか。
特に水回りのリフォームは効果的ですので、検討してみてください。